神様メール を観た感想と宗教的な考えを少し

2017年11月3日金曜日

インスピレーション

t f B! P L

神様メール 。Amazonプライムビデオ を昨日、観まくり ました。その中でも、最後に見た 神様メール は、タイトル に引かれて選んだんですが、タイトル以上 の内容で、心に残る映画 になりそうだと、今思っています。

 

神様メール の映画が心に響いた理由を考えてみた

 

 

神様メール サイト

映画「神様メール」の詳細はこちら

 

2016年、日本 で上映された映画 らしいのですが、全く知らなかった私 です(;^ω^)。

カトリックの家庭 で育った私 は、神様 という存在 を信じていました。

途中、自己を探す旅 をした私は、様々な世界観 に触れ、自分の考える神 と、キリスト教の神 と比べてかなり変容してしまった ようです。

変容するきっかけ は、幼少期 に素地があったのですが、一番 大きなきっかけが仏教系の高校 に通ったことかもしれません。仏教の教え を学び、神様 という概念 が、自分の中でいろいろな感じに作り変わっていった みたいです。

キリスト教的 でないかもしれませんが、神様の存在 を今も信じています。

 

自分の中 に育った神の概念 とキリスト教 で教えている神の概念 が大きくずれている、という事に気づいたのは、つい最近 です。

教会 に足を踏み入れることもなく 過ごしていたのですが、今年2017年の夏にイエスという言葉が、私の周りに多く出現し、呼ばれている(; ・`д・´)?かもしれないと、思えました。思い込みが強い性格のためです(笑)

2、3小さな奇跡を体験した後でした。この奇跡は本当にありがたいことばかりでした。

そんな衝撃的な体験を連日したため、キリスト教の信仰心を取り戻す必要があるのかもしれないと思い始めたのです。

十数年足を運ばなかった教会に行き、神父さんとも話をし、今までまともに読んだことのない聖書を読むことにしました。

 

教会に通った頃は、聖書も読むことがなかったため、神の概念が自分なりに育っていきました。そのせいか分かりませんが(?)仏教や他の信仰と比べて、感覚的にさほど違いが見出されず、精神的ストレスは起こりませんでした。

 

聖書を読み終えたばかりだから?

 

生まれて45年経って、ようやく読んだ聖書。衝撃を受けました。それはマイナスの印象でした。

自分の描いていた神の存在と、聖書に登場する神があまりにもかけ離れていることに気づかされたのです。自分の描いた概念と聖書に登場した神の概念の違い受け入れるまで、大げさかもしれませんが(汗)アイデンティティが崩壊するような恐ろしさ(?)みたいものまで感じました。

最終的に選んだこと、それは「自分の中に育った神や宇宙などの真理」でした。それを選んだとき、不安と恐れにさいなまれてサイレンが鳴り響いていた思考に味わったことのない静寂を体験したという…(;^ω^)。「聖書」という代物について、冷静な目で見つめることができるようになりました。

 

「そういう経験の後にこの映画を見たため?心に響くものがあったのかなぁ」…と思いました。

 

映画のストーリー

 

神様がブリュッセルに住んでいるという設定。神は、女神と娘 と(兄JCも ?)ここ ブリュッセル に住み、生活をする。

神は、世界をパソコン 作り、ストレス発散 のため、人間にいたずら を行う毎日。そして絶対服従 を願う、封建主義的 な家庭 に満足している。妻の女神 は、自分の趣味 である手芸 と、野球の世界 にハマり、娘エア は不満いっぱい。兄JC は、イエス・キリスト なのだが、なぜか置物 になっているという不思議な 設定。

ある日、父が 人間にひどい仕打ち を行っていること を知り、とうとう仕返し を計画するエア。兄、JC にアドバイスをもらって、おかしな奇跡 を起こしながら、人間を救うのだ。そして兄のアドバイス り、新・新約聖書 を作るという

…ファンタジック・コメディでした。と、知っている人は知っているお話しですよね。^^

「神様メール」大ヒット上映中ーサイト

 

監督さんは、どうしてこんな設定の映画にしたのだろう

 

キリスト教 をモチーフに、というか聖書 をモチーフ にしたり、題材 にしたり、と…様々な映画に「聖書」は使われているけれど、この映画のコンセプト は、今までにないようなもので、素直 に「面白かった」となんの抵抗もなく感じること ができました。

しかも、聖書 を批難する というメッセージ性 の強いものでもなく、ドラマ設定 に聖書を使っただけ と思える 温かさ がじんわり残る 作り方 だと思えました。

 

聖書 を今年になって初めて読んで衝撃 を受け、聖書 に対して感じたことが映画 を観て再認識 できたため、監督さん はどうしてこのコンセプト を採用した のだろう?ということが見終わってから気になり始めました。

監督さん も私と同様、カトリックの環境 下で育ったようです。そして、二世 にありがちな思い を少なからず抱いていたみたい です。ただ、だからといって、キリスト教 に対して、どうのこうのという思いすら 抱くことなく 自分の信じる感覚 のまま、ナチュラル に生きている人。という印象でした。

とくに宗教的なメッセージ性 を求めて、作品を手掛けたわけではなかったということが改めて分かり、聖書 をモチーフにした理由も理解することができました。あまり、おおきな意味はなかったようです。ただ、生活に聖書 を読む習慣 が幼い頃 にあったという感じです。

なるほど。(*‘ω‘ *)

 

バアル神 旧約聖書でかいまみた神々のもめごと

バアル神 旧約聖書でかいまみた神々のもめごと
バアル神 旧約聖書 で かいまみた 神々 のもめごと 。他の神 との 確執、バアル神 に 対する 旧約聖書 の 記述...

聖書関連の話です。良かったら読んでみてくださいね^^

 

 

だから、こんなコンセプト であっても、くどくなく 温かくファンタジーな要素 をふんだんに取り入れ、見終わった後、ふ~とほっこりさせて もらえるような内容 を作ることが可能なんだろうなぁ と、映画に対する 監督さんの話を読み、勝手に想像し 感じました。

 

映画「神様メール」ジャコ・ヴァン・ドルマル監督インタビュー、「趣味は何もしないことです(笑)」

 

映画『神様メール』予告編

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